平成29年 7月1日(土) 午後2時30分から小牧中部公民館にて第40回 歴史勉強会講演は開催されました。
講師にNPO法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク 理事長 赤塚次郎氏をお迎えし
「小牧地方の弥生・古墳時代について」スライド上映を交えながら講演していただきました。
木曽川と五条川による犬山扇状地に立地する小牧市には神像鏡が出土した三ツ山古墳群の他、小木古墳群など多くの古墳が点在していました。
特に土器や鏡などの副葬状況が県内には類例をみない宇都宮神社古墳は興味深いお話でした。
ただ、これらの古墳群においては正式な発掘調査が実施されず地域開発により偶然に発見され、その一部が今日に伝わっているとのこと。
3,4世紀の時代のロマンが気が付かないうちに失われていることを残念に思いました。
早期の発掘調査が行われることを切にのぞみます。