今年は例年以上に大型台風が日本に接近、上陸して大きな被害をもたらしていますね。
我が家も 家庭菜園のナスの木が折れてしまう被害がありましたが皆様のところは大丈夫でしょうか?
さて、先日開催された第11回史跡見学会は、なんと天候にも恵まれ徒歩移動や屋外の見学も支障なくできました。
予定時刻に23名の参加者で小牧山城の下 小牧市役所を出発。
主目的地のひとつ 明治八年に「公園」の名称を頂いた岡崎城のある歴史公園の岡崎公園に到着。
(公園の名称は 実は 小牧山の方が岡崎より早いのですよ!)
おかざき観光ガイドの会 小島祥弘会長のガイドで「神君出生の地」と言われる徳川家康の生誕の地・岡崎城の概略や城郭の細工などの解説を周辺を散策しました。その途中、偶然にも岡崎城の天守大石垣等の発掘調査の説明会が行われており、岡崎市教育委員会 山口学芸員の熱のこもった説明に多くの参加者が足を止めました。
昼食後は、岡崎城から五丁(約870m)離れた「まるや八丁味噌」を見学
味噌の製造方法などの説明を受け、日吉丸(木下藤吉郎)が一時 匿われた井戸も見学しました。
次に、徳川家菩提寺 成道山松安院大樹寺を ガイドの天野登士彦さんの説明を受けながら寺の内部や重文の多宝塔見学。寺から見える岡崎城の様にその景観を守る市民の郷土愛を感じました。
最後に 徳川家の先祖 松平家四代目 松平親忠が文明二年に創建し東照大権現(徳川家康公)を祀る 国重要文化財 伊賀八幡宮を訪れ参拝しました。
斉藤徳蔵宮司より 岡崎の地にある伊賀八幡宮の謂れなどの説明を受け、伝統文化を今日まで守り継承してきた努力に感慨深いものを感じました。
戦国時代のロマンを訪ねる一連の企画は 岡崎の皆さんからの暖かい出迎えと詳細な説明を通して 今回も無事に楽しく見学・研修を終える事が出来ました。
そして、改めて外から見る事で、小牧の文化や遺跡などの保存伝承の大切さを痛感した一日でもありました。